糸パンプスブランド「Oito(おいと)」のパッケージデザイン事例
ワールドの糸パンプスブランド「Oito(おいと)」のシューズボックスデザイン
ワールドグループの株式会社ワールドプラットフォームサービスのグラフィックチームが、ワールドの糸パンプスブランド「Oito(おいと)」のシューズボックスのパッケージデザインを担当しました。
「Oito(おいと)」はストレスフリーかつ心地よい質感、長く愛されるデザイン、自分で簡単にメンテナンスができるなど、日常の中に溶け込み、シームレスなライフスタイルに寄り添えるような、新たな靴作りを目指しています。
また、「Oito」の特徴のひとつとして、Made in Japanへのこだわりがあります。
和紙糸や漆といった日本古来の素材の良さにスポットライトを当てること、そして国内生産が減少し続ける中でも、日本の女性の足を知りつくす、国内のつくり場での生産にこだわっています。また“Mottainai”という日本ならではのエシカル発想をよりどころとし、包装、部材、生産工程を一から見直しました。
箱の中は靴がきちんと正面から揃って見えるように。靴が動かないような形状に設計。
シューズボックス(靴箱)のデザインを行うにあたり、Oitoブランド・マネージャーが靴の配送商品の受け取り時に感じた「大きな段ボールから、靴への愛情を感じない箱を取り出してがっかりした」という体験から、Oitoチームより「靴が乱雑に入っているただの箱ではなく、きちんと並んだ状態でお客様にお届けしたい」という要望を受けました。
シューズボックスをデザインするにあたり、心がけたのは、軽くてコンパクト、そして、靴への愛情を表現するパッケージデザインにすること。
素材はほぼ100%リサイクル紙を使用。普段は段ボールの内側に使われている紙を使いました。ロットによって色にブレがあり、一期一会の出会いを楽しんで貰えるようにしました。
箱の中は靴がきちんと正面から揃って見えるように、また、靴が動かないような形状に設計。
蓋を開けるとメッセージや生産者の名前が認知できるなど、製品の背景が感じられ、且つ商品を受け取るお客様のことを第一に考えた細やかな工夫をしました。