石和温泉の旅館「富士野屋夕亭」のエクステリアディレクション事例
旅館の新たな顔となるエントランスブリッジエリアをアートディレクション。
山梨県の代表的な温泉地である石和温泉にある富士野屋旅館 。旅館の新たな顔となるエクステリアのアートディレクションとサイン計画を、ワールドグループの株式会社ワールドスペースソリューションズが行いました。
富士野屋旅館 には、和風な設えの本館と洋風な設えの別館があり、今回新設する本館のエクステリアでは、和をテーマとした現代的で上品な表情をイメージしました。中庭から新設する宿泊棟の玄関口に新たに架けた“橋”は、この場所で過ごす特別なひと時へのアプローチとしてその役割を果たします。橋の設計は百枝優建築事務所へ依頼。木が規則正しく繋がる様子や塀と橋がゆるやかにつくる大らかな曲線が上質な表情を作り出しています。グランドラインから下り坂を経てエントランスへ向かう導線に対して、坂の上からでも視認しやすい大きさ、場所へサインレイアウトを行いました。