株式会社ワールド北青山ビル14Fを、新しい働き方を取り入れた空間にデザインしました。

株式会社ワールド北青山ビルの元々食堂だったフロアを改装して出来た新しいコミュニティースペース「14F PARK」。このプロジェクトにおけるアートディレクション、設計、VMD、プロジェクトマネジメントを株式会社ワールドスペースソリューションズが手がけました。

コンセプト「RECONNECT  (リコネクト）」

ビルの外と中のつながり・上下の繋がり（空間）フロア内のつながり・人同士のつながり（コミュニケーション）会社とのつながり・社会とのつながり（ソーシャル）。COVIT-19による不安をやわらげて安心できる、会社に行きたいと思う、皆がつながる「14F PARK」。

多様な働き方が求められる時代によって希薄になったコミュニケーションを鑑みて、誰もが自由にリラックスして過ごせる「公園」のような場づくりをデザイン。目には見えない「人同士のつながり」と、光と風が通る「開放的なつながり」を体感できる空間です。

そしてこの空間に時間と場所を自由に選択できる働き方「ABW（アクティビティー・ベースド・ワーキング※1）」の概念も取り入れました。集中して仕事をしたい人へ向けた「テレキューブ」や、人と会話をしながら仕事をしたい人、マイペースに仕事をしたい人へ向けたデスクやソファースペース、ベンチスタイル等、働く場所の選択肢を増やし業務効率の向上につながる機能を取り入れています。

LIBRARYでは過去ワールドが資産として所有していた書籍を集め、ファッション・アート・インテリアを中心とした本が閲覧できる他、グループ会社アスプルンドのデザイン家具が展示され、併設しているスタジオでの撮影等で利用可能です。
またクリエイションを通して新しいコミュニティーが出来ように、壁面に飾られている「写真」や「イラスト」のスペースは社員の作品を発表する場所になるように設計しています。

※1 ABW（アクティビティー・ベースド・ワーキング）自分の仕事を効率よく進められる場所を選んで決められるワークスタイル。